ヴィンテージ・イヤー?

というわけで↑の宝塚記念は三連複を辛うじてひっかけて少々のプラス。色んな意味で散々の春GIでしたが、とりあえず当たって終えることができて良かった。例年は秋のGIシーズンまで予想はお休みするんですが、今年は色々頭の体操をしてみたいこともあり、予想だけでも続けてみるつもり。とりあえず重賞をメインに夏合宿突入。


回顧を少々。
◎のエイシンフラッシュは内ベタでロスなく回ってきましたけど、前を捉えきれなかったうえにブエナビスタに差されたことを考えるともう少し前目で良かったかもしれない。現4歳世代の中ではオールラウンダーっぽいので今後も馬券には絡んできそうですが、勝ち切れなさそうな所でディープスカイとキャラが被るので印の上げ下げで今後も悩まされそうです。三連単の2着、3着で買うと良いかも。
○のルーラーシップはやっぱ内枠が仇になったなぁ。道中は後方外目を進んで、4角は大外ぶん回し。アレで勝てれば真の大物なんでしょうが、最後の坂で止まってしまうところがなんとも。秋の東京でも人気しそうですがペルーサのような食わせ者っぽい雰囲気も漂わせ始めた上に、始動戦がベストの京都大賞典だと思うので、東京での取り扱いでエイシンフラッシュとは別の意味で悩みそう。
今回蹴飛ばしたローズキングダムですが、先行という奇策に打って出て見せ場は作ったけど最後がいまいちだったのは奇策のせいか斤量のせいか。秋は東京で確実に条件は好転しますが、今回と同斤量の天皇賞は良くて3着、JCの方が狙い目のように思う。トゥザグローリーはやっぱ夏バテでしょうね。同世代の他の馬と違い中山の方が向く感じなので有馬記念にまで間に合えばいいと思うけど、4つ使うだろうなぁ。秋も。


そんなわけでヴィンテージと呼ばれる現4歳世代のワンツーはかなわなかったわけですけど、1着のアーネストリーグラスワンダー、2着のブエナビスタスペシャルウィークという元祖「ヴィンテージ」の1998年クラシック世代の子供なんですよね。上記2頭にエルコンドルパサーエアジハードウイングアローセイウンスカイキングヘイローアグネスワールドと多士済済で、中でもグラスワンダースペシャルウィークエルコンドルパサーの3頭の最強論争は未だにどこかで繰り広げられている、はず。
くしくも1999年の宝塚記念グラスワンダースペシャルウィークが激突し、グラスワンダーが完勝。当時スペ派だったぼくは現地でハニワ顔になってたんだよねぇ…


といったヴィンテージにまつわるロマンを感じた今回の宝塚記念でありました。